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大久保 ベトナムちゃんのランチ(フォー)

ベトナムちゃん@大久保駅北口

友人と大久保駅でランチをすることになる。友人の推薦でベトナム料理かネパール料理。しばらく行かないうちに大久保はネパール料理屋が増えた気がする。

駅から近いのでベトナム料理のベトナムちゃんに行く。路地を入ってぐるっと曲がった少々わかりづらい辺りにある。
ネットで人気があり混みあっているということだったが、この日は1時を過ぎた遅い時間帯でたくさんあるテーブル席は空席がちだ。白い壁にはアオザイを着て自転車をこぐ人々のイラストがドローイングで描かれおしゃれな感じも漂う。
ランチは3種類、日替わりと牛肉フォーと鶏肉フォー、いずれもセットメニューだ。日替わりを注文しようとするとこの時間はすでに完売終了である。それではと、鶏肉フォーのセットを注文する。

しばらく待つとトレイに乗せて運ばれてくるのはフォーのどんぶりと、大きな生春巻き、それに小ぶりな揚げ春巻きの小皿、そして生のモヤシである。もやしはフォーに入れるのらしい。
フォーは無色透明のスープが美しい。蓮華ですくって味わうとかなり濃厚な出汁と塩味もしっかりして見た目とのギャップがすごい。浮き身の鶏肉も濃い味わいで柔らかくて食べでがある。麺は思たほどにはもちもちしていないが、かなり量がある。1/16に切ったレモンが付いてくるのでこれを絞りつついただくのもいい。好みからいうともっとレモンを!というところである。

大きな生春巻きは味噌だれをつけながらいただく。これはさっといただかないと春巻の皮が水分を吸ってねっちりしてしまう。揚げ春巻きは小ぶりで2本、しっかり味付けしてあってサクッとしている。酸っぱいチリソースもついてくる。これもさっさといただかないと皮がねちっと油っぽくなってしまう。
ここはおしゃべりを楽しみつつランチをというよりも、おいしいベトナム料理をささっといただくのに向いている。

テーブルの上にはポットに入ったベトナムのお茶と小さなジャーに入った唐辛子。黄色いお茶は何のお茶だろう、刺激が少なく柔らかくてたいへん飲みやすい。

ランチセットは1000円。1時過ぎに行くと900円のようだ。



# by e3eiei | 2019-06-16 10:20 | 食べたもの 中央線沿線 | Trackback | Comments(0)

吉祥寺 サロン アダム エ ロペ

サロン アダム エ ロペ@吉祥寺アトレ内

親しい友達と久しぶりに会う。ゆっくり話をしたいので静かなところ、と思っていたところ、アトレ正面のここのお店がガラガラにすいていたので幸いと入った。広いフロアに夕方前の時間帯はほとんどお客もいない。

しばらくしてスタッフが奥の席にどうぞと指さしてくれる。隣のテーブルは後片付けがしてないなあ、と思いつつ着席してドリンクを注文する。
ブレンドコーヒーはマグカップで供される。焦げっぽい作り置きのコーヒーである。

アルバイトで回しているおしゃれなチェーンカフェという印象で、夕方前の静かさが一番の取り柄だった。
わたしたちのあとから見えた高齢の少し体の動きが不自由なお客が、片づけられた隣のテーブルにとても座りにくそうに着席される。ほかにゆったりした席もあるのだからそちらに案内したらよかろうになどとちらと思う。「アルバイトで回していそうな」という印象は、そういう客を見て働かせるさまざまなホスピタリティが感じられないところからきているかもしれない。マニュアルに書いてあることはそつなくやるが、それ以上でもないしそれ以下でもない。

あとでサイトを見ると、ここはJUNやROPEを展開していたJUNのカフェなのだった。

ブレンドコーヒーは500円ちょっと。



# by e3eiei | 2019-06-12 10:13 | 食べたもの 中央線沿線 | Trackback | Comments(0)

吉祥寺 いぶきうどん

いぶきうどん@吉祥寺駅西口向かい側

ときどき無性にうどんが食べたくなる。この日は吉祥寺でお昼時なのでうどんを検索すると駅西口の公園通りを挟んだ向かい側ガード下に人気のありそうな立ち食いのお店を発見する。以前千年葡萄家というレストランのあった場所。丸亀製麺の系列のようだ。

お昼ちょっと前の時間帯に行ってみると、立ち食いのカウンターはまだ半分ほど空席がある。
苦手の券売機でもたもたと注文する。混みあってる時間帯でなくてよかった。注文したのは釜揚げ温玉うどんと牛蒡天だ。
カウンターの中の従業員さんに券を渡して出来上がりを待つ。待ち時間は面を湯がいててんぷらを揚げなおして加熱するだけの時間だ。

製麺機の前に場所を確保する。うどんの麺は別の場所である程度打ってのしたものを目の前の製麺機でのばして切っている。
牛蒡天は九州スタイルのスライスした牛蒡ではなくごろんとしたボリュームのある姿だ。出汁醤油をかけようとしてふと見ると、うどん出汁がテーブルのポットから自由にいただけるようなので、どんぶりに注ぐ。つまり、ぶっかけスタイルのかけうどんということか。
麺は讃岐うどんらしくもちもちしているが、小麦粉の風味はあまり感じられない。好みからいうと、もっと小麦粉を感じられる麺が好きだ。出汁はいりこでとってあると謳われており、いい香りだ。テーブルには出汁を取ったいりこのから揚げがどんぶりに山盛り置いてある。さくさくしておいしい。

五反田のおにやんまの店をふと思わせるところもあるが、チェーン店らしく熱気や猥雑さは削ぎ落されている。客の側もうどんを食べるというよりもラインに乗っかって消費していくという雰囲気だ。
また行って食べたいかというと、どうだろうというところ。

釜玉うどんは360円、牛蒡天は100円。かけうどんやぶっかけうどんは310円。
ワンコインでそれなりのものがいただけるPCのよさ、安価さが人気の秘密なんだろうなあ。




# by e3eiei | 2019-06-05 10:23 | 食べたもの 中央線沿線 | Trackback | Comments(0)

武蔵境 餃子の王将の天津飯と餃子

餃子の王将@武蔵境駅北口スキップ通り商店街

武蔵境でささっとお昼を済ませたいときは手軽なお寿司屋さんに行くことが多い( →❏)。値段なりにおいしくて、何より職人さんたちのさりげない気遣いとアットホームなお客さんとの対話がお昼のひと時を気持ちのいいものにしてくれる。

このお寿司屋さんのちょっと手前にチェーンの餃子屋さんがある。店頭にメニューが出され、ウィンドウのなかにもサンプルが並ぶ。ある時それとなく見ていると天津飯という卵焼きにあんをかけたごはんがあるのに気が付く。

いただいてみるとこれが素朴においしいのだった。白いご飯に卵2個分くらいのふわふわ卵をのっけてアンをかけただけ。注文の時にアンは甘酢、塩、京風の3種類といわれて塩にする。中華スープ味のあっさりしたアンがかかっていて卵の味が引き立つ。生姜風味の卵スープもついてこれはとても気に入った。

さらに後日店頭のあれこれポスターを見ると「ジャストサイズメニュー」という、少量メニューがあるのを発見する。餃子の王将と謳うくらいなのでやっぱり餃子も食べてみたいのだ。にんにくなしの餃子(ゼロ餃子と呼ばれているようだ)と天津飯のジャストサイズを注文する。
ジャストサイズはレギュラーサイズよりも多少待つ。ちょうどごはん茶碗一膳分くらいのごはんにふわふわ卵とアンがかかっている。中華スープはつかない。餃子一人前6個と小サイズのどんぶりでちょうどいい分量だ。餃子はカリッと焼かれて癖のない熱々のおいしい餃子、さすがに餃子屋さんだ。

お店はかなり広くてテーブル席とカウンターで、お昼時はたいていちょっとだけ待つ。老若男女、家族連れ、ビジネスマン、学生さん、いろんなお客さんでにぎわう。ぎすぎすピリピリしたところのない、でも活気のあるいい雰囲気でさっと気持ちのいいお昼をいただく。

天津飯(単品、スープ付)は480円。ジャストサイズは267円。
餃子は240円。




# by e3eiei | 2019-04-10 10:16 | 食べたもの 中央線沿線 | Trackback | Comments(0)

江古田 ペドラムのランチ(ゴルメサブジ)

Pedram ペドラム 江古田 @江古田駅南口江古田銀座商店街

先日行ってみておいしかったペドラム(→❏)にもう一度行ってみる。今度は筆頭メニューのゴルメサブジをいただいてみたかったのだ。
正午前のちょっと早い時間帯で、一番乗りである。11時半開店だがお店も何となくのんびりした空気が漂っている。

ゴルメサブジを注文してしばらく待つ。
ゴルメサブジはメニューによると濃い緑色の汁気の多い煮込み料理のようで、ラム肉と香草と豆と書いてある。

初めに大麦のスープとサラダが運ばれる。どちらもたっぷりした量だ。トマトベースの粘度のあるスープに潜む麦のむちむち感がいい。サラダは新鮮なリーフレタスにドレッシングをかけたシンプルなものだが沢山盛り付けてある。

それらを食べ終えるころにゴルメサブジが運ばれる。大きなプレートに煮込みの入ったスープボウルと型抜きしたバスティマスライスが盛られていて、ボリュームがある。メニューにはラムと野菜とハーブの煮込みという説明があったが、レッドキドニーがたっぷり入っていて、香りもまず豆の香りがする。豆に野菜トラムの香りが複雑にまじりあって滋味郷愁の味わいである。スパイシーでもなく塩分が強いわけでもなく、家庭料理の懐かしいお味。パラパラに炊きあげられたライスとの相性もとてもよい。ほろほろになるまで煮込まれたラム肉もたっぷり入っている。ところがこれが食べても食べてもなかなか減らない。最初のスープの麦で下地ができているところに大量の豆とライスでかなりな満腹になる。

食後はイランチャイがふるまわれる。サモワールで淹れた小さなガラスのティーグラス入りのチャイはお代わりを注いでくださる。

お話し好きのマスターはサモワールの説明をしてくれ、さらにイランの家庭料理も紹介してくださる。あとでネットで検索すると「アーブグーシュト」というらしい。一人用の壺型の土鍋にラムとジャガイモと豆を入れて何時間もオーブンで煮込み、食べる時は最初に液体部分をパンに浸して食べ、次に固体部分をひたすら突いて潰してペーストのようにして食べるんだそうだ。これがおいしい懐かしい母の味だとおっしゃる。

ゆったりたっぷりしたいいお昼である。最後まで私一人だったのが少々気がかりではあるが。

ゴルメサブジの定食(ドリンク付き)は980円。

以前の訪問の記録


# by e3eiei | 2019-03-30 12:20 | 食べたもの 江古田界隈 | Trackback | Comments(0)