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半年間で記憶に残っている映画。

ことしになって半年強で見た映画のうち、まだ記憶に残っている映画。

「ミレニアム三部作」2009,ニールス・アルデン・オプレヴ「ドラゴン・タトゥーの女」、ダニエル・アルフレッドソン「火と戯れる女」、「眠れる女と狂卓の騎士」ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス主演。原作もおもしろかったが、よくぞコンパクトに作品化したなあと思う。三作お正月に息を詰めて見通した。

「歓びを歌にのせて-Sa som i himmelen 」2004, ケイ・ポラック監督。ミカエル・ニクヴィストの出演している作品を探していて見つけた。心がふるえるようないい映画だった。

「街のあかり」2006, アキ・カウリスマキ監督。「ル・アーヴルの靴磨き」が出たのでこの監督の作品を見てみたのだ。みたあとの感じは「ストレンジャー・ザン・パラダイス」に似ている。あっけないがあとでじんわり来るような温かみと荒涼とした心象だ。

「歩いても歩いても」2008, 是枝裕和監督。原田芳雄・樹木希林主演。

「ワンダフルライフ」1998, 是枝裕和監督。

「キャタピラー」2010, 若松孝二監督。寺島しのぶ、大西信満主演。

「Distance」2001, 是枝裕和監督。

「トウキョウソナタ」2005, 黒沢清監督。香川照之、小泉今日子主演。

「ヘルタースケルター」2012, 蜷川実花監督。沢尻エリカ主演。見終えた直後はなんだかやなもの見ちゃったなあ、という感じだったが、かなり印象に残る映画になった。たぶん作品としてはりりこの物語ということになるんだろうけど、りりこの美を貪るごとくに消費してやまない女性たちがものすごくリアルで怖かった。りりこの美への執念は誰にも届かなかったし、それは情報として消費されるだけのものだった。嬌声と無意味なおしゃべりという音を立てて。

「パッチギ!」2004, 井筒和幸監督。塩谷瞬、沢尻エリカ。沢尻エリカって顔がよくわからないなあ。これがりりこ様なのか?

「カレンダーガールズ」2003, ナイジェル・コール監督。ヘレン・ミレン主演。イギリスらしさの伝わる、元気の出るいい映画だった。

「キューポラのある街」1962, 浦山桐郎監督。吉永小百合主演。東野英治郎、杉浦徳子、浜田光夫。わずか50年前の東京近郊って、こんなにも別世界だったのかと驚く。「パッチギ!」でもそうだったけど、50年くらい前の一定の地域では朝鮮帰還者がとても身近な問題だったのだなあとこれもまた思うべきことがある。

「幕末太陽伝」1957, 川島雄三監督。フランキー堺主演。これはとても面白かった。いま見てもちっとも古臭くないところがすごい。
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by e3eiei | 2013-07-31 23:55 | 見聞 | Trackback | Comments(0)

東中野さわやのお弁当

さわや@東中野銀座商店街

お昼に東中野を通りかかることがあり、さわやでお弁当を買ってみる。種類もたくさんあって、タコライスやお茶漬けみたいなのもある。ちょっと早めの時間帯でまだ厨房で調理中のものがあるとおっしゃっていた。

元気のいい女性のチーフと、働く人もみな女性のようだった。あれこれと声をかけてくださり、でもうるさくなく活気があって気持ちがいいと思う。

肉団子の黒酢あんのお弁当をごはんを少なめにしてもらう。ごはんは半ライスで50円引きなのだそうだ。標準以外のごはんはその場で熱々のご飯をよそってくれる。

おかずは肉団子と夏野菜の黒酢あんかけと、たらこスパゲティーと、めかぶの醤油漬けと漬物。
女性たちの運営する食べもの屋さんなので薄味かなあと予想していたが、濃くはないが思ったほど薄味ではない。黒酢あんかけは肉団子と茄子やパプリカ炒めでじんわりおいしい。何より、ごはんがおいしい。乏しいものではあるがわたしの経験則から言うと、ごはんがおいしいお店は総じておいしくいいお店だ。
めかぶがとても塩からくて難儀した。

こういうお店が近くにあるといいなあと思う。

肉団子のお弁当は半ライスで600円。ほかのお弁当もだいたい500-600円台。
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by e3eiei | 2013-07-27 16:32 | 食べたもの 中央線沿線 | Trackback | Comments(0)

クルト・ヴァランダー(承前)

承前なんて書きながら、前はいつだったかしらと思う。
『目くらましの道』『五番目の女』『背後の足音』『ファイアー・ウォール』。『目くらましの道』は結局2009年と今回と2回新鮮な気持ちで読んでる。

いちど、ヴァランダーシリーズはもういいかなと思ったのだが、もう一度読んでみたのはロルフ・ラッセゴードの役作りのせいだ(笑)。でも、原作のほうは哀愁も眠気も吹っ飛ぶわくわくもなかった。
ヴァランダーシリーズをつうじて私が何となく違和感というか作っているなあと感じることが二つある。一つはこの作者が繰り広げる社会評論に筋がからめとられていくような、ちょっと無理があるような感じ。もう一つは、とりわけ終盤でハリウッド張りのアクションが繰り広げられる点。
前者は、たぶん同じスウェーデンのマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーが、1960年代から70年代にかけてスウェーデン社会が大きく変わる10年間を警察小説として描いた、マルティン・ベックシリーズが作者の意識にあるような気がする。さらに後者は、映画化を想定しているのかもなあと穿った見方をしてみたくもなる。

ともあれ、読みとおすことはできたわけだ。

社会は硬くなってしまった。自国にいながら必要とされない、歓迎されないと感じる人びとは、攻撃性と軽蔑をもって社会に対抗する。
(『五番目の女 上』317)

腹が立ってきた。若者たちのために、そして自分のために。この国は一世代の若者たちぜんぶをだまそうとしている。クラスの人数が多すぎ、教師も財政も全く足りない学校で、教師たちはそれでも一生懸命子どもたちを教育して世に送り出す。だが、若者たちはちゃんとした仕事に就くことができない。仕事がないのだ。彼らは必要とされないだけでなく、歓迎されないのだ。自分自身の国で。
(『ファイアー・ウォール 下』232)

仕事上、残酷な力が人間をこなごなに砕いてしまう状況を日々みている。若者たちがまだ学校も終わらないうちに自分には何の価値もないと思い込んでいること、薬物中毒、アルコール中毒が増えていること。スウェーデンは古くからある社会の裂け目がますます広がり、新しい裂け目が増える国になってしまった。わずかな数の富裕層だけが守られ、多くの人々が敗者となり、中毒者となり失業者となる。
これとは別のところで、新しい現象が起きている。ますます強力になるITが社会をコントロールしはじめている。だが、この高度の発達したITは、破壊工作とテロの攻撃目標になるという弱点をもっている。
(『ファイアー・ウォール 下』380)


同僚の急死のあと、彼の不在感の叙述のリアリティはすごい。「スヴェードベリはどこかと訊きそうになった。」
スヴェードベリのアパートに入ると、ふたたび悪夢のなかに戻ったような気がした。夏の終わりの暖かさや鳥のさえずりなどはない。強いライトに照らし出された現場は、死におおわれていた。ホルゲソン署長は警察署へ引き上げていた。ヴァランダーはフーグルンドとマーティンソンを台所へ呼んだ。スヴェードベリはどこかと訊きそうになった。
(『背後の足音 上』118)


『目くらまし』は去年の11月末、ほかは今年の3月に注文している。かれこれ半年以上もずるずる読んでたことになる。あきれんばかりだ。寝る前に読む本になっていて、2行も読まない日もあったりして、人の名前も出来事も忘れつつ読んだ。

さて、そうこうしてるうちに特捜部Qの新しい訳本が出たなあ。どうしましょう。
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by e3eiei | 2013-07-23 01:34 | 見聞 | Trackback | Comments(0)

Khanaの豆カレー

Khana@馬場下町交差点。てんやの二階。

暑いし、食欲もないし、時間もあまりないので、久しぶりにカーナでカレーを食べよう。

少し早めの時間帯だとまだそれほど混んでいない。
そんなに頻繁にいくわけでもないが、覚えてもらっているのだろうか、注文のたりないところを「ターメリックライス?」「辛口?」と補ってくれる。ごはんは少なめでちょうどいい。

小ぶりな割にはみっしりと盛られた野菜サラダ、細切り沢庵様のアチャールそれにドリンクがつく。炭水化物の基本の量は多く、おかわりもできる。

すぐに来るのでさっといただく。辛口のカレーはまっとうに辛く、スパイシーだ。食べているとホールのカルダモンなんかが潜んでたりする。

食後には熱々のスパイスチャイをいただく。
暑い日の暑気払いにはいい。


ランチのカレーはマトン、チキン、野菜、日替わり、頼めば豆カレー。一種類で725円。ほかにセットなどももちろんある。
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by e3eiei | 2013-07-15 10:33 | 食べたもの 早稲田界隈 | Trackback | Comments(0)

厚労省の古い白書のリンクが切れている件

google検索による厚労省の諸白書の過去分のリンクがいろいろと切れているのは、週末だからなのか。
それとも、何らかの理由でページが削除されてしまったのか??
削除されてしまったのであれば、
うわ~~~~~!!!だ!!!
いつから、、、、知らなかったよ、、、、しくしくしくしく

いろいろ探ってみると、省庁によっては
「リンク先のページは、サイトリニューアル作業中でございます。
誠に申し訳ございませんが、完成するまでしばらくお待ちください。
よろしくお願い申し上げます。」
などと断り書きのあるところもある。
何卒、サイトリニューアル等の一時的なリンク切れでありますように!!
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by e3eiei | 2013-07-06 16:39 | 見聞 | Trackback | Comments(0)