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西早稲田 浅ちゃんち(旧・ワセダ菜館)のオムレツ定食

浅ちゃんち(旧・ワセダ菜館)@西早稲田バス停前

オムレツやってるかしらと念のために足を運んでみると、この日は店前の黒板の3定食は筆頭が「オムレツ定食」になっている。これは入らねばなるまい。暖簾をくぐって引き戸を引くと、正午前の1番客だ。カウンターの中にはご亭主ともう一人店員の男性が並んで立っている。

ご亭主にオムレツをごはん少なめでお願いしますと注文し、席に着く。ほかの定食はチキンカツとフライ、それからカレイの煮つけだ。揚げものもやや心惹かれるがが、とりあえずはオムレツの定点観測をしておかねば。

テレビを眺めながら待つとご亭主がフライパンでオムレツをかき混ぜながらとんとんとやっておられる。楽しみ。

渡されたトレイの構成は、オムレツのプレートはトマトケチャップのかかった少し小さめのオムレツと千切りキャベツ、小鉢は茄子とピーマンの味噌炒め、それに白菜主体のお新香と豆腐の味噌汁それに少なめごはん。
いただく前にあちゃーと思ったのは、オムレツの付け合わせのポテサラが消えてたことだ。ひき肉オムレツはこの味の濃いポテサラと組み合わせて絶品だったんだと気づく。

気をとりなおしていただく。オムレツは悪くない。文字通り悪くない以上でも以下でもない。こうだったのかなあと、いちいち過去の味わいをリファーしてしまう。この日はごはんが炊きたてでよかった。茄子炒めの小鉢もいい。ごはんを減らしてもらったのでちょうどいい量でいただく。

オムレツ定食、半ライスは20円引き。

以前の訪問の記録


古い味噌蔵には長いこと住み着いて発酵を続ける酵母菌が独特な味を作りだしていると聞いたことがある。引き戸をガタガタいわせて暖簾をくぐる往時のワセダ菜館にも、長い年月をかけてすみついていい味を出す酵母菌みたいなナニカがあったんだなあ。



by e3eiei | 2017-10-28 12:10 | 食べたもの 早稲田界隈 | Trackback | Comments(0)
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